2015年4月22日

外国人患者への電話通訳は医業に該当せず

経済産業省は、医療機関での外国人患者向けの電話通訳サービスについて、医師法上の医業や、医療法の規定で委託先が制限されるサービスに該当しないとの見解を示した。【佐藤貴彦】

経産省は3月中旬、医療機関向けに電話通訳サービスを行うコールセンターの運営を検討している事業者から、「グレーゾーン解消制度」の活用の申請を受けた。規制を所管する厚生労働省への確認を経て、コールセンターのスタッフが電話で医師の言葉を翻訳し、患者に伝えるといったサービスが、医師以外に禁じられている医業に該当しないと事業者に回答した。

また、「診療等に著しい影響を与える業務」には、医療機関から委託を受ける事業者が満たさなければならない基準が医療法に基づいて設けられているが、電話通訳サービスがその業務に当てはまらないことも明らかにした。

経産省の担当者は、「個別の事業者に対する回答だ」としながらも、電話通訳サービスの提供を検討するほかの事業者にも参考にしてほしいと話している。

[CBニュース http://www.cabrain.net/news/article/45512.html]