2015年4月22日

これからは「療養機能強化型」移行を目指す医療施設が増加する?

2015年度の介護報酬改定では、重篤な身体疾患がある患者の割合や地域に貢献する活動などの要件を満たした介護療養型医療施設を対象とする「療養機能強化型A」と「療養機能強化型B」というサービス類型が新設。今後の介護療養型医療施設の方向性が気になるところです。

日本慢性期医療協会が3月上中旬に介護療養型医療施設を持つ会員病院を対象とするアンケート調査を行ったところ、実に70パーセント強の会員が「療養機能強化型へ移行する」と回答。内訳としては「療養機能強化型A」が半数以上の約51パーセント、そして「療養機能強化型B」も約21パーセントを占める結果となりました。

とはいえ、「療養機能強化型A」と「療養機能強化型B」というサービス類型を満たすための要件は非常に厳しく、重篤な身体疾患がある患者の割合や地域に貢献する活動などによっては、移行したくてもできない医療施設が一定数あるのも事実のようです。特にアンケート結果では「重篤な身体疾患、認知症身体疾患合併症の患者割合」や「ターミナルケアに関する要件」のハードルが高いと感じているところが多いようです。

急性疾患からの回復期にある患者に対する医学的な集中管理ケアが中心となる介護療養型医療施設。医療機関によっては介護療養病床から介護老人保健施設などへの転換も進められていますが、こうしたサービス類型への移行も考えられていることも覚えておきたいものです。

[みんなの介護 http://www.minnanokaigo.com/news/N91204430/]