2015年4月21日

感染症の危機管理専門家、厚労省が養成へ

厚生労働省は20日、国内外で発生する深刻な感染症に対応できる人材として、「感染症危機管理専門家」を今年度から養成すると発表した。

5年程度の臨床経験を持つ医師を対象に、7月にも、2年間の養成プログラムをスタートさせ、発生国に機動的に派遣できる体制を整える。

厚労省によると、国内では、感染症専門家の育成を大学や研究機関に頼っているのが現状で、西アフリカで流行中のエボラ出血熱では、政府が派遣した専門家は延べ17人にとどまっている。一方、欧米からは数百人規模で派遣されており、塩崎厚労相は同日、省内の会議で、国が本格的に養成に乗り出すと表明した。

養成する人数は、年度ごとに5人程度。国立感染症研究所など国内機関と、米疾病対策センター(CDC)など海外の機関で約1年ずつ、法令や疫学調査の手法、発生国での対応法などを学んだ後、厚労省に専門家として登録する。今年度の応募期間は5月20日まで。

(2015年4月21日読売新聞)

yomiDr. トップページへ

[yomiDr. http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=117567]