2015年4月20日

患者の電子カルテ、ネットで共有 宇和島病院が新システム

宇和島市立宇和島病院は、患者の診療情報を近郊の医療機関との間で共有するネットワークを5月7日から運用すると発表した。病院や診療所計20施設以上が参加する見通し。投薬や検査の重複を防ぎ、より患者に近いかかりつけ医との連携を深める狙いだ。

「きさいやネット」と名付けた。きさいやとは、「お越しください」との歓迎の意味を込めた南予地方の方言。

宇和島病院によると、患者の同意を得た電子カルテをインターネットで共有。登録したかかりつけ医の診察室でも見られる。かかりつけ医側にとっては、宇和島病院に紹介した患者の治療後の経過をいつでも確認でき、退院した患者の受け入れがスムーズになる利点があるという。

対象エリアは内子町と伊方町を除いた南予地方。来年度には調剤薬局や訪問看護ステーションなど「在宅」関連の施設にもネットワークを広げるという。

(朝日新聞 2015年4月18日掲載)

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