2015年4月20日

昨年上回る風疹患者、静岡県が注意喚起

静岡県内で風疹を発症する患者が目立っている。今月12日までの約3か月半の患者報告数は、昨年1年間の報告数を大幅に上回っており、県は「春先から初夏にかけて流行する傾向があることから、今後注意が必要」としている。【新井哉】

全国的に風疹の流行があった2013年には、県内で149人の報告があったが、沈静化した昨年は4人と大幅に減っていた。しかし、今年に入ってから患者報告が相次ぎ、今月12日までの報告数は15人となり、都道府県別で全国最多となっている。

免疫のない女性が妊娠初期に風疹に罹患すると胎児に感染し、出生児が白内障や心疾患、難聴などの先天性風疹症候群(CRS)となる恐れがあることから、県は、妊婦の夫や子どもなどの同居家族や10代後半から40代までの女性、出産後早期の女性のいずれかに該当し、予防接種歴が不明な場合、予防接種を受けるよう勧めている。

県は今後の流行に備え、昨年度に引き続き、今年度も主に妊娠を希望する県内の女性を対象とした無料の抗体検査を実施しているという。

[CBニュース http://www.cabrain.net/news/article/45496.html]