2015年4月18日

おたふくかぜ、関東6県で患者増

関東地方の6県で流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の患者報告数が前週に比べて増えたことが17日、各県がまとめた今月6日から12日までの週の患者報告で分かった。一部の保健所管内で大幅に増加した埼玉県は「前年の同時期と比べやや多い」と指摘している。【新井哉】

6日から12日までの小児科定点医療機関当たりの患者報告数は、群馬と茨木の両県で前週に比べて報告数が倍増。群馬県の館林保健所管内で県内平均の0.48人を大幅に上回る2.17人を記録した。茨城県は0.37人で、筑西保健所(1.5人)などで報告数が多かった。

前週比16%増の0.57人となった埼玉県では、東松山保健所管内で前週に比べて6倍超の3.75人を記録。加須(2.0人)と幸手(1.56人)の両保健所管内でも多かった。同13%増の0.43人となった千葉県では、市原(1.14人)や柏市(0.78人)などで多く、県内の8保健所管内で前週より増加。年齢群別では4—8歳が全体の6割超を占めたという。

このほか、神奈川県で前週比15%増の0.23人となったほか、栃木県で同63%増の0.13人となった。

流行性耳下腺炎は、ムンプスウイルスの感染によって耳下腺がはれる感染症。気道を介して飛沫感染する。潜伏期は2—3週間。ものをかむ時にあごが痛むことが多い。合併症としては、髄膜炎や脳炎、膵炎、難聴などがあるという。

[CBニュース http://www.cabrain.net/news/article/45493.html]