2015年4月18日

体力の低下した高齢者に朗報!カテーテル治療の負担減へ

心臓病の治療によく用いられるのがカテーテルです。これは直径2ミリメートルほどの細い管であり、冠動脈の中で問題が起こっている部分に直接当てて治療を行うことができるというメリットがあります。あくまでも手術ではないため、メスを入れる必要がなく、傷跡が残らない点においては女性にとって嬉しい治療法でもあります。

このように、患者にとって負担が比較的軽いと言われるカテーテル治療ですが、カテーテルを挿入するのに穴を開けた部位が内出血を起こしたり、治療時間が長くなったりするなど、デメリットも少なからずあるようです。

そんななか、京都市内にある島津製作所の研究チームが、カテーテル治療の時間を大幅に削減する血管撮影システム「トリニアスシリーズエムアイエックスパッケージ」を開発しました。

ステントをリアルタイムで固定・強調表示する機能などが新たに搭載されたことで、実際の治療時間が減るのだとか。また、血管壁の輪郭のみを自動抽出するトレースマッピング機能により、これまで造影濃度の均一化が困難とされてきた大動脈の血管内治療がスムーズにいくようになるものと考えられています。つまり、新システムを使った治療では造影剤を飲む必要がなくなるということです。

日々の医療技術の進歩のおかげで、不整脈などの治療は、患者にとって負担の軽いものへと変化しつつあります。病院での診察を拒まず、きちんと治療を受けるようにしましょう。

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